事業内容 通年業務 肥料やり 北川らいすでは、化学肥料の使用をなるべく抑え、安心の食材、環境へ負荷を与えない作物づくりを心がけています。また、JAなどの専門家からアドバイスをもらい、おいしいお米づくりに欠かせない土壌づくりを主とし、肥料を使っています。主に、牛糞、豚糞を堆肥として使用しています。 GAPについて(米・麦) 三重の安心食材をはじめ、2019年4月には小麦・水稲でJGAPの認証も受けました。残留農薬検査を年1回実施するなど、厳しい管理のもと、食の安全に取り組んでいます。 JGAPは、食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証です。 JGAPは、農場やJA等の生産者団体が活用する農場・団体管理の基準であり、認証制度です。農林水産省が導入を推奨する農業生産工程管理手法の1つです。 ほ場準備(田の土台づくり) 稲刈りが終わった後や、藁を巻いた後に、次の田植えや麦蒔きをする前に、作物に合った土壌、形に整地します。米:土おこし、代かき麦:畝づくりまた、ほ場の草刈りや畦(あぜ)の掃除・整備、ジャンボタニシなどの防除も行います。ほ場の準備はおいしい作物を育てることはもちろん、農機具などで事故がおきる事を防ぐなど、安全のためにも大切な業務です。 残渣処理・保管・出荷 ほ場に残った藁や養分にできないゴミ等を処理します。そのまま放置すると環境負荷となるので、廃棄します。収穫した玄米は保有する4つの冷蔵庫に保管し、温度管理をして保管します。出荷では安全に作業するために服装の確認や、防護服を装備し、安心安全な状態で出荷を行います。 シーズン業務 田植え(4月~10月) 安全保障された種を購入しハウスで籾蒔きして苗まで育てます。田植えには前日からの田植機の確認や、服装の汚れなどを確認し、安心で安全な作物を作ることを心がています。 収穫作業(6,8,9,10月) 刈り取る時期が遅いと質が落ちてしまうため、しっかりと見極めて収穫作業をしています。また、田植えや収穫作業に使った機械は、泥で汚れるため、決められた場所で洗浄・掃除されます。 北川らいすでは、小麦、水稲の刈取後は藁をロール状に巻き、牛のえさとして活用しています。また水稲のもみ殻は豚の飼料として活用しています。その上で、牛や豚の堆肥を土に返し、耕畜の連携を図っています。 乾燥調整(4~7月) 刈り取った米や麦は、水分を20%~30%含んでおり変質しやすいため乾燥させます。乾燥機に関わらず、フォークリフトやフレコンバッグなど、事故が起きやすい工程のため安全確認をしっかりして業務をすすめます。 麦蒔き(12月) 米の育たない冬の間は二毛作で麦を作ります。またこの間はトラクターで耕耘し、土壌を整えたり、草を除去するため、トラクターが一番活躍する時期です。